Panic Coda2用スクリプト Go to Directory - エディタで開いているファイルのディレクトリへ移動するAppleScript
エディタで開いているローカル・ファイルが設置されているディレクトリをファイルブラウザで表示するPanic Coda2用AppleScriptです。
'ファイルブラウザで表示(英語版:Show in File Browser)'とほぼ同じ機能です。
リモート・ファイルには対応していません。
ダウンロード
スクリプトの導入方法
Coda Go to Directoryをダウンロード後、zipファイルを解凍します。(coda_goToDirectory.scpt ファイルに展開されます。)
「Coda > 環境設定 > 一般 > AppleScript」にある「スクリプトメニューを表示する」にチェックを入れます。
メニューに表示されるスクリプトアイコンをクリックし、「スクリプトフォルダを開く」で表示されるフォルダ内にcoda_goToDirectory.scptを設置します。
スクリプトの動作について
最も前面にあるウィンドウが動作対象になります。
(Transcriptウィンドウや「すばやく開く(Control+Q)」ウィンドウが最前面に表示されていても適切に動作します。)
サイドバー項目の'ファイル'(ローカル)は移動・表示しません。
「Goto Directory」 - coda_goToDirectory.scpt
スクリプトを実行すると、Codaのファイルブラウザ(ローカル)はアクティブなローカル・ファイルの設置ディレクトリを表示します。
設定の変更
coda_goToDirectory.scpt をAppleScriptエディタ.appで開いて設定を変更できます。
設定を変更した場合、Codaのアップルスクリプトメニューにある「スクリプトを再読み込み」を行う必要があります。
set keyboardShortcutDelayTime to "0.5"
set onlyBeepIfCantConnect to false
on CodaScriptSettings()
return {displayName:"Goto Directory", inContextMenu:"yes"}
end CodaScriptSettings
set openFilebrowserKey to "2"
set openFilebrowserModifierKey to {command down}
keyboardShortcutDelayTime
ファイルブラウザを自動表示する際のキーボードショートカット・コマンド(Codaデフォルト コマンド+2)実行までの待ち時間です。0.3以上の数値を推奨します。
別途スクリプトのキーボードショートカットを設定し、そのショートカットからスクリプトを実行した場合、ファイルブラウザを表示するショートカットと混じってしまうのを回避する役割があります。
意図しないキーボードショートカットが動作してしまう場合は、0.5より大きい数値に変更して下さい。
onlyBeepIfCantConnect
エディタでリモートファイルを開いている時やターミナル/ブック/MySQLウィンドウを開いている場合などでスクリプトを実行すると警告音・メッセージが表示されます。警告音のみにしたい場合は true に変更して下さい。
displayName
Codaのアップルスクリプトメニューに表示される名称 'Goto Directory' を変更出来ます。
※ 変更した場合、キーボードショートカットの'メニュータイトル'も修正する必要があります。
その他
ファイルブラウザ表示のキーボードショートカットを変更している場合
Codaデフォルトの「コマンド+2」から変更している場合は、 openFilebrowserKey , openFilebrowserModifierKey の内容を変更して下さい。下記はコマンド+シフト+2に変更する例です。
set openFilebrowserKey to "2"
set openFilebrowserModifierKey to {command down,shift down}
スクリプトを実行専用で保存する
スクリプトを実行専用形式で保存すると、スクリプトの読み込み速度や、Codaのアップルスクリプトメニューの表示が早くなる可能性があります。
AppleScriptエディタ.appでcoda_goToDirectory.scptを開き、「別名で保存...」から「オプション:実行専用」にチェックを入れて保存します。